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保存か、開発か。

広島県福山市鞆町
鞆の架橋

来月、ゼミの合宿で広島県の鞆の浦に行きます。

※詳しくはゼミのブログ参照。

(以下2000文字ぐらいあります。お暇な方はお読みください)
瀬戸内海の東西から入り込む潮流は、この鞆の浦近くでぶつかりあいます。そのため、鞆の浦は古の時代より瀬戸内海の潮待ち港として発展しました。そして、半島の先端という立地のために歴史的な町並みや遺構が多く残されています。

鞆の浦は世界遺産や重伝建の候補に挙げられているそうですが、20年以上もめている道路開発の問題(「埋め立て架橋問題」と呼ばれている)で、とてもややこしいことになっています。

計画では、歴史的な景観である港湾部分を塞ぐような埋め立てと架橋によって道路を通し、市街部の混雑解消、通過交通の排除、港湾設備の整備、駐車場の整備、緊急自動車のスムーズな通行などが実現することになっています。

この計画をめぐって対立が起きています。端的に言えば、道路を通して便利にするか、不便だが景観を守るのかということに尽きるようです。計画賛成派の住民は、地域の活性化や若者の流出に強い危機感を覚えているようですし、反対派は歴史的価値が高く美しい景観をなんとしても守りたいと訴えています。

伝統的景観といっても、老朽化した建物をすべて個人で維持修復するのは困難です。そのため重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)の指定を受けることを望んでいるそうですが、計画を推進している福山市側は「道路の開発と伝建地区指定は一緒でなければならない。道路開発ができないなら、伝建指定獲得も放棄する」という態度に出ています。

反対派は国際社会や学術研究分野など、地区外の協力者の力を得て、景観保全を訴える主張を展開しています。また景観を保全しつつ通過交通の問題を解消するため、市側の埋め立て架橋案に対して、山側トンネル案を提起しています。

市側は、反対派の提起した山側トンネル案を「通過交通以外の、鞆市街に目的を持った交通をさばけない。また住民が道路にアクセスできず、駐車場の確保もできない。架橋案なら漁業施設の整備や防災対策が合わせて可能」だとデメリットを指摘しています。

モンタージュ?による景観シミュレーションなども行われています。市側は「道路計画によって鞆の浦の価値は損なわれない」と結論付けています。(景観の問題については、意図的に「無視」しているようにも思えますが・・・。)

鞆の浦の道路計画は、港湾部を通過する計画です。そのため住民の生活を直接的に破壊するわけではなく、その点では他の地区の道路計画問題とは異なり、景観の価値そのものが問題になってくるわけです。

景観と道路開発の問題といえば、和歌山県の和歌の浦でも、景観をめぐる論争が続きました。「不老橋」という歴史的な橋のすぐ隣に、長い論争の末に「あしべ橋」という通過交通用の新しい橋ができました。興味のある方は、「不老橋 景観」などで検索してみて下さい。「橋ができて不老橋の奥にある観光地へのアクセスが良くなって観光客が増えた」なんて意見もあるようですけど、景観的には格段に悪くなりました。景観ポイントだった部分を全面的に道路で塞いでしまったわけですし。

観光業界では「日本三大がっかり」「世界三大がっかり」という言葉があります。高知のはりまや橋、札幌時計台、沖縄守礼門、シンガポールのマーライオン、コペンハーゲンの人魚姫、ブリュッセルの小便小僧などが挙げられることが多いようです。観光スポットとしては有名なのに、実際に行ってみると小さかったり貧弱だったり、すぐ隣に巨大な構造物が建っていたりという「問題点」が指摘されています。

もちろんこれは外の人間、つまり観光客の視点からの「がっかり」であり、そこに暮らす人にとっては別の視点から考える必要がありそうです。さらに鞆の浦の場合は、景観問題とは別に都市防災や地域振興などの問題も考慮する必要があり(市側は交通問題だけでなく防災や地域振興を前面に出している)、一筋縄ではいかないようです。

→参考:鞆町が抱える問題・課題

景観を守るか、生活を守るかという二者択一を迫られている鞆の浦の問題に対して僕らができることは、ゼミの合宿を通じて自分の目で確かめて、一緒に悩むということぐらいしかできません。

現在言えることは、計画を推進している市側が「市街部の問題を解決してほしい」という意見を「埋め立て架橋をしてほしい」という意見にすり替えてる気がしてならないということです。つまり、架橋以外の方法は一切ないのか、ということ。

また反対派に対しては、橋を架けない場合には市街部全体の問題をどう解決すべきなのかというビジョンがはっきりと見えてこないようにも思えます。

最近では景観法が整備されたりして、美しい景観を作っていこうという全国的な動きがあるので、そういったものが追い風になればいいのかなあとも思うのですが、景観保全だけでは問題が解決しない部分もあるので、やはり難しいわけです。

そんな悩みも抱えながら、9月15日のゼミ合宿までの日々を過ごしたいと思います。

26件のコメント

[C19]

鞆の浦、5年位前に日本史のゼミ旅行にくっていて行ってきました。
そうですか、まだ!いっこうに解決に進んでないのですね。
住民の爺さまの「どうせ後取りもおらんのや。港湾整備してもどうにもならん。」
保護派の方の「推進側には地元選出議員の○○の威光、ごり押しが…」
という話が記憶に残っています。
外部の人間になにができるのか、どこまで言っていいのか。むずかしいです。
  • 2006-08-27
  • 投稿者 : けんご
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[C20]

20年以上、膠着状態らしいね。でも、それだけ均衡してるってことは、案外他とは違う何か別の地域政治力のバランスがあるのかもしれんです。

日本史関連で言えば、とりあえず仮橋を作って実験してみる「見試し」なんてやってみたらどんな結果が出るのか、興味深いところです。交通実験は流行りだけど、大規模な計画だと実験は無理だなぁ。。。だからとって、交通量調査のデータだけでどうにかなるものでもないだろうし、将来的な地域変化まで予測できるかと言われると、それはそれで難しいんだろうし。うむむむむぅぅ。

[C73]

帰ってきてとりあえずの感想です。

・やはり裏にマリン系ゼネコンの影がちらほら見え隠れしているということ
・福山市の行政があまりにも適当かつインチキなことをやっているということ
・鞆の浦は確かに道路が細くてすれ違うのが大変な道路がいっぱいだということ
・反対も賛成も表明しない「沈黙層」の住民が半分以上いるが、多くの住民は港の景観について特に価値を見いだしているわけではなく、興味もないということ。
・そのため架橋反対派のNPOや市民グループは、「反対運動」が展開できていないということ。
・鞆の浦でほとんど観光化が進んでいないのは、行政も住民も観光地として整備しようという気持ちがあまりないことの表れ?
・資料館も伝統的建造物も文化財もあれもこれも、十分な「説明」がないために、観光客も地元住民も大事そうなものの価値を共有できない。

ということで、かなりマニア?向けの町でした。ご飯を食べるところがもう少し増えたらいいなぁ、と思いましたが、スケール感や町の雰囲気はかなり気に入りました。

港の先に作られた、築200年の堤防の先端から鞆の浦を一望すると、手入れの行き届いた箱庭や盆栽を見るような安らぎを得られます。人の営みが小さく小さく積もり続けてきた風景とでも言えるでしょうか。

架橋計画については、通過交通を呼び込むばかりで、地元住民の暮らしにはまったく貢献しないことがよく分かりました。それよりも、腐るほど(本当に腐りかけのものも)たくさんある古い建物や町並み、港の風景を、少しずつ大事にしていけるような取り組みが進めばいいなぁと思うんですけどね。

[C626]

福山市民ですが鞆町民ではないので鞆の人間から見ればよそ者が口を出すなと言われます鞆という土地はそういう閉鎖的な町です閉鎖的な町で鞆町の数人のために鞆全体が不便や危険に晒されてる 反対派は他所の人間を引っ張って煽るだけ ここには書いてありませんが鉄工団地という似つかわしくないものが数十年とこのとちにはありますだから今更景観保存と言われても白けてるのが現状です 賛成派は公民館で市長や市議を迎え満員の中総決起大会をしました測量もしました反対していた学者や地元の反対派の筆頭の方も亡くなりました反対派は減るだけです これが事実です 
  • 2007-02-01
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[C627]

因みに市長は道路を造れば鞆を重伝建に申請し保護すると言っています だからこそ大半の人間は賛成に流れているのです
  • 2007-02-01
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[C629]

コメントありがとうございます。

ゼミ合宿で鞆を訪れて以来、詳細なレポート等はこちらには掲載していませんので、説明不足の点もあったかもしれません。

かつての鞆の主要産業だった造船関連の鉄工業が東部の工業団地に移転し、その人たちが道路計画賛成派を構成しているという話も聞きました。

不便さを乗り越える方策は必要ですし、住民の方の利便性や安全を確保するのは行政の義務です。

しかし、計画を推進する行政側への不信感も大きいようでした。我々が福山市の担当者の方に直接話をお聞きしたときも、やはり不明な点が多々あり、「不便さの解決」という名目の裏に、大きな利益誘導が透けて見えてしまったというのが実感です。「道路を作れば重伝健に申請」というのも、なんだか解せない理屈です。

しかし、鞆以外の福山市民の方の多くが、コメントを頂いた方と同じように感じておられるということも、直接ではありませんが、雰囲気として感じることもできました。

景観の価値についても、「価値観の相違」という言葉で片づけることは簡単ですが、工業団地があろうとも、背の高いホテルが建とうとも、私はとても好感を持ちました。

現在の道路計画が、鞆の浦の利便性と発展を考えた上でベストのものであるかどうかというという点に強い疑問を感じたために、計画に対する批判的な意見を書かせていただいております。

[C632]

今までの市長は鞆出身ではなかった方が多いのでこの問題に関しては触らぬ神に祟りナシの姿勢でした
前市長で公共工事推進派の三好氏ですらわずか数人の反対のために逃げ腰でしたが現市長は鞆出身で鞆は他の福山市と合併した地区がドンドン整備されていくのに鞆だけ置き去りにされている現状を打破するために県にも積極的に働きかけました もしこの機会を逃すと鞆地区は市政の中で永久に蚊帳の外にされます その焦りが今の市長の行動力になっています 批判よりまず行動 行政に求められるのはこういうことではありませんか 結局は暮らしてナンボです
  • 2007-02-01
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[C633]

なるほど。そういう背景もあるんですね。丁寧に教えていただきまして、本当にどうもありがとうございます。

鞆や福山市内に暮らす方の目線で考えてみたときには、そういう結論に至るのかもしれません。しかし、道路計画だけが地域の発展にとって最良であるかどうか、という点に私自身は疑問を持っております。

観光整備や周辺都市機能の整備、景観に関する条例整備や道路の部分拡幅等による市街部内の整備を充実させながら計画を進めるのではなく、「まず道路ありき」という姿勢に見えてしまいました。

もちろん、昨年の9月に鞆に一泊しただけですので、詳細な計画検討過程についてすべて把握しているわけではありませんし、その点では誤解や認識不足もあるかと思います。

ですので、もしよろしければ「もしこの機会を逃すと鞆地区は市政の中で永久に蚊帳の外にされます」とおっしゃられる理由を具体的にご教示いただけますでしょうか。

道路を造ることこそが、鞆に残された最後にして唯一の手段であるというお話の背景に、どのような事情があるのか是非ともお教えいただければと思います。

私自身は鞆に暮らしているわけではありませんし、旅行者の立場として、伝統的な港の景観が失われるのはもったいないなぁという程度の考えしか持ち合わせておりません。

そもそも蚊帳の外の人間である私が、ここで道路計画に絶対反対ということをここで申し上げたところで無意味ですし、鞆の発展のためにどうしても道路が必要であるという結論ならば、「仕方ないなぁ。残念だなぁ」と思う以上のことはできないのです。

ですが、私の中では、伝統的な建築物や景観等の地域の資産を最大限活かしながら地域開発を進める方法があるように思えましたし、それこそが「暮らしてナンボ」という立場と相通じる部分があると感じました。しかし、行政側は「とにかく道路が必要」という一点張りで、道路と伝建申請をバーター取引しようとするような姿勢を知るにつけて、疑問を感じてしまったという次第なのです。
  • 2007-02-01
  • 投稿者 : aiai
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[C644]

鞆町は市の北部の町(芦田駅家神辺 詳しくは福山市のhpをご覧下さい合併した順番が出ています)より早く合併したのに松永には市民センターが建設され北部にも市民センターや産業会館などが建設されても鞆には何もしてもらえないという現実があります 今しかチャンスはありません市長が他地区出身になるとまた蚊帳の外です
  • 2007-02-02
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[C647]

市民センター等の拠点整備は、行政サービスの向上や行政区域内の不均等を是正する上でとても重要な事業ですので、その点では鞆地区も含む市内の行政バランス全体から考える必要がありそうです。

市域内の政治的な構図によって、優先的に開発が進む地域とそうでない地域が出てくるというお話はまったく仰るとおりだと思いますが、極端な不均衡は市民サービスのバランスを欠いたものですので、福山市政内部の問題を解決する方法も模索すべきなのかもしれません。

鞆の周辺には沼隈支所があるようですが、「市民サービスの地域的平等性」という観点から考えたときには、南部地区の開発や拠点整備に力を入れるべきであるというお考えには、賛意を表したいと思います。

しかし、その問題と道路計画の問題が直結して論じられ、あたかも現行の道路計画が実現すれば沼隈・鞆地区の発展に直結するという考えも、安易に過ぎるではないかという印象も持ちました。

繰り返しになるかもしれませんが、道路計画は、より総合的な地域遺産の活用計画や開発計画に基づいたものであるべきであり、その観点からすると現行の計画は鞆地区の発展に本当に資するものなのかという点に疑問が残ったということなのです。

半島の先端に立地して発展した鞆の歴史そのものが証明していますが、そもそも陸上交通や産業発展に適さない立地であるということはご理解いただけるかと思います。

だからこそ、地域遺産を最大限活用した観光開発による発展を計画するべきですが、現行の道路計画は観光資源としての景観を損なう懼れが大きい。従って、道路計画は鞆の発展に寄与しない可能性があるのではないか、ということです。

もちろん、綿密なシミュレーションや総合計画の精査を行ったわけではなく、直感的な印象に基づいた判断が大きいので、何かはっきりした根拠をお示しできるわけではないのですが・・・。

私の考えは以上です。

[C669]

沼隈には現在立派なグランドが建設中です
市民センターも立派です
同じ南部でもこの落差 測量の実施も済んだんです
跡は静観するしかないですね
  • 2007-02-05
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[C671]

グランドや市民センターが地域発展の象徴になってしまっているというのは、福山市行政自体に問題があるのかもしれません。ハコモノは見た目に分かりやすいので、「うちにも欲しい」という話になりやすいですよね。それはよく分かります。

しかし、ハコモノ行政は設置後のコスト等の問題がありますし、行政サービスの全体的な地域バランスを考えなければいけないと思います。そのため、その点について安易な判断はしかねますが、鞆の発展は心から願っているんです。

たびたびの書き込み、本当にどうもありがとうございます。勉強になります。
  • 2007-02-05
  • 投稿者 : aiai
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[C681]

今回は観光について書きます
鞆には観光名所は数々ありますが一点に絞ると対潮楼空の風景(仙酔島が見えます 日東第一景勝と讃えられたのもこの風景です道路が出来てもこれは変わりません)です
沼隈町には阿武兎観音(毛利氏も関わった由緒ある寺で海からの眺めは最高です)があります 他に沼隈の近くにはドルフィンビーチ(コンサート会場にもなります)やサンセットビーチもあります 傍から見てると観光収入は旅館を除けば確実に沼隈が上です 観光だけで反対してもその観光でお金が稼げなければ観光産業としてみた場合意味がありません 最近は産業観光も各地で言われてます観光もどれだけ稼げるかということも大事ではないでしょうか 下世話な話ですいません
  • 2007-02-06
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[C682]

まったくその通だと思います。その点では、現在の状況だけで考えるのではなく、潜在能力というか、可能性の問題としても論じる必要があるのではないかと思っています。やろうと思えばできるかもしれなけれど、でも誰もやらない、またはごく僅かの人が取り組んでいるだけ・・・という状況なのかもしれません。

反対派は、観光だけではなく「日常生活になじんだ景観を守りたい」という理由も挙げていたようです。気持ちは分からなくもないんですが、生活面での発展策や観光化の具体的な展望に乏しいような印象も持ちました。

パワーバランスとしては、発展を望むものの沈黙する多くの住民、とにかく道路をつくりたい行政と一部住民、対案を示しきれないごく僅かな反対派住民と外部支援者、といった構図だと思っております。

[C685]

とにかく道路を造りたい住民と沈黙派の比率が違うと思いますが賛成派に変わりがない情勢です 総決起大会を見る限り益々賛成派は血気盛んです
  • 2007-02-07
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[C686]

仰せの通りなのかもしれません。
  • 2007-02-07
  • 投稿者 : aiai
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[C1104] 管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
  • 2007-06-03
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[C1105]

↑メッセージ、ありがとうございます。メッセージをお返しする手だてがありませんので、とりあえずこちらに書き込みをさせていただきました。大変励みになりました。

[C1613] ゆういち

俺から言わせて貰ったら、市街部の混雑なんて勝手な理由
だな。車が増えたなんて勝手な理由。
鞆の美しさ、魅力を一気にぶち壊すことになる。
どこても車で行くなんて甘っちょろい考えが可笑しい。
まったく福山市はろくな事を考えないえないな。
  • 2007-11-22
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[C1652]

ははじめまして?かな
以前にこのブログ、ブックマークさせてもらっったんだけど。
ふと思い出したので、失礼~

しっとるかもしれんけど、鞆に橋を架ける理由はもうなくなった。(というより、もともとなかった)
渋滞がない、らしい。


この記事書いた本人やないけど、見つけたんで勝手に引用・・・
http://eritokyo.jp/independent/takatori-col156.htm

「計画賛成派の住民は、地域の活性化や若者の流出に強い危機感を覚えている」とか(市側は交通問題だけでなく防災や地域振興を前面に出している)とあるけど、橋で囲まれた殺された港を抱えて活性化や地域振興どころか衰退の一歩では、と思っていたりしたんだけど
それを学問的には証明しようもないやないか~なんて思い、興味深くブログよんどったんだけど・・・

そもそも渋滞などないことがわかったんやもんな。
さてどうする行政?

それにしても久しぶりにこのブログきてみてあらてめて分読んでみた。むちゃくちゃ間違っている賛成意見にも、ちゃんとまじめに答えている。えらいな~
おれやったら、自分のブログ(やってないけど)になんでこんな反対意見書かれてそれの対応せなあかんねんって切れそうやわ。
そんな学生さんたちが日本にいるのが心強い。うんうん。
おじゃましたな。

  • 2007-12-06
  • 投稿者 : whitefish
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[C1653] 情報&コメントありがとうございます!

最新情報とコメント、ありがとうございます!
私は、鞆の浦を2回訪れて、計数日間滞在しただけですが、紹介していただいた調査結果は、その時の実感にピタリと当てはまるような印象を持ちました。やはりデータの持つ説得力というのは大きいですね。
訴訟の結果も含めて、今後どうなっていくのか注意深く見守っております。鞆の浦を舞台にした宮崎駿監督の作品も、いよいよ公開に向けて動き出したようですので、埋立て架橋推進派にとってはいよいよ逆風が強まってきた感じですね。
  • 2007-12-06
  • 投稿者 : aiai
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[C1790] 鞆の観光の魅力

681の観光のコメントを見ても思うのですが、なんか地元の人は鞆の魅力をほとんどわかってないと思います。私は鞆の古い町並みと古い港の景観は全国で唯一のすばらしいもので、今後、外国人が増えるにつれて瀬戸内海を代表する国際的な観光地になると見ています。
鞆の観光の魅力については、ユネスコの世界文化遺産諮問機関であるイコモス(ICOMOS国際記念物遺跡会議)が、専門の学者による詳細な二次にわたる調査報告書の中で分析していますよ。 http://www.japan-icomos.org/workgroup06/
ダウンロードして読んでみてください。私もこれが正しいと思っています。

鞆の港の景観は、世界的な観光文化資源になるほどのものですから、地域の発展はこれを生かしていく他はありえないと思います。この景観や雰囲気を損ねるのがどんなにマイナスかをまず理解したうえ、地域の発展の方法を考えるべきです。現在の埋め立て計画にはこの視点がまったく反映されていません。
他地域の失敗例を見るまでもなく、この計画を実行すれば、間違いなく後になって、後悔することになります。
  • 2008-02-15
  • 投稿者 : こうすけ
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[C1791]

>こうすけさん
コメント及びイコモスの報告書についての情報を頂きまして、どうもありがとうございました。私も、鞆の浦に魅せられた者の一人として、基本的にはこうすけさんまったく同じ想いを持っています。
(それにしてもこのイコモスの報告書は、本当に痛快な内容ですね♪一刀両断とはまさにこのこと!)

しかし魅力を感じると同時に、鞆の浦という場所の魅力についての評価が、地元の人と外部の観光客の間でこれほどかけ離れたものとなっているという点についてどう考えたらいいのだろうか・・・というのも、私が鞆の浦に関心を寄せ続けている理由の一つでもあります。道路計画については、基本的には「まず埋立架橋ありき」のものですから、観光化と地域の発展について云々という視点が抜け落ちているというのはある意味当然です。

私見ではありますが、おそらく、鞆の浦の埋立架橋問題とは、鞆の浦だけでなく福山市全体の「政治とカネ」の問題が、「開発と保全」の問題と表裏一体となっていることに起因しているのではないでしょうか。

もし先見的な自治体であれば、早い段階から鞆の浦の保全と活用を考え、むしろ今頃では「ちょっと観光資源として利用しすぎではないか?」「住民が観光化の速度に追いつけない」といった問題が取り沙汰されている・・・なんて状態すら妄想してしまいますけどねwww

  • 2008-02-17
  • 投稿者 : aiai
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[C1796]

鞆の浦に関心を持っていただいている方に、最新の情報をお伝えしたく、まいりました。
以前このブログに来たことがあるのですがお気に入りに登録していたわけではないので、わずかな記憶を頼りに探していて、やっと、このページに再びたどり着きました。
でも一部、上記の「こうすけさん」の書き込みにあるように、すでにご存知の情報もあるようですが、そのまま貼り付けさせてください・・・

あ、それからご推察、ほぼ大当たりだと思いますよ(知り合いの地元関係者はそういっていました)
もう少しいえば、行政は自分たちの計画をそのままつき進めたいから、都合の悪いことは住民のみなさんに説明していない、だから住民の皆さんは、外の方が、鞆のどんなところを評価しているのかを正しく把握できていないのだと思います。


:::::::::::::::::::::::::::::::
調べれば調べるほど、現地の「鞆の住民」の皆さんにとっては、架橋は自分たちが望んでいる安全安心や活性化を運んでくれる夢の計画ではないことがよく分かります。
少なくとも橋が出来て便利になるのは、隣町の造船所から資材を乗せて走るトラックやトレーラー。(要するにただの通過動線)

トンネル案であれば渋滞も回避できるし、町の中に大型車が通ることもなく、排気ガスや騒音にも悩まされない。
しかも景観をまもれる・・・それなのに、市はトンネル案を認めず、否定し続けています。

鞆の住民たちにとって本当によい道を選択するためには、架橋問題を白紙にもどし、これからの
そのための署名活動をしています。もし興味があればごらんください。
署名は下記の要領で、
署名用紙は【鞆まちづくり工房】http://www.vesta.dti.ne.jp/~npo-tomo/top/top.html から
1・『■鞆港の埋立て反対署名を行ないます』をクリックしてください。
2・ そこから署名用紙がPDF形式でをダウンロードしてください。
注意:署名の効力の問題でFAXは不可となります。
   回収は、お手数ですが、「NPO鞆まちづくり工房」に郵送してください。
※署名記入欄は20名分ありますが、一名分の記入でも受け付けていただけます。
(本音をいえば、身近なかたで賛同してもらえそうな方がいれば一緒に記載していただければ幸いです。)

なお、「市の資料」と「イコモス」の資料を読み比べると、専門家の目で見ればなおさら、
賛成側の理論が稚拙であることに気づくと思います。(中に市の資料も出てきます。)
http://www.japan-icomos.org/workgroup06/

あ、でもこれは前のコメントをされた方も貼り付けておられますね・・・

では、とてもPDFの中身まで読んでいられないという方のために、
とある方がまとめた資料をいただいたので、よろしければご覧ください。
http://www.geocities.jp/tanbakominka/tomonodouroseibinomondaiten.htm
http://www.geocities.jp/tanbakominka/tomonojiyuminnoninasa
  • 2008-02-25
  • 投稿者 : shurin_
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[C1797]

情報いただきまして、どうもありがとうございます。署名活動、少しでも鞆の浦保全の役に立てるようでしたら、協力させていただきたいと思います。
  • 2008-02-25
  • 投稿者 : aiai
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[C1805]

こちらこそ、応援ありがとうございます。
署名は、必ず鞆のためになります。
  • 2008-03-01
  • 投稿者 : shurin_
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