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今日の空模様

20080217124927

20080217124926
大学あたりでは、昼から雪が降りだしました。夕方まで降ったり止んだりになりそうです。

ところで、毎日のように山の上の研究室から眺めている神戸製鋼の石炭火力発電所(最大出力約150万kw)の煙突ですが、そこから出る「湯気」の状態から、現在の大気の状態を知ることが出来ます。このネタ、以前も書いたかも知れませんが、好きな話なんで改めて書いておきます。

まず風向き。
これは当然ですね。
ただし、基本的に北側から眺めているだけなので、
ザックリと西か東か、という程度しか分かりません。

そして、煙突の高さ(200m)の上空の風向きと、上空1000mほどの高さの風向きが違っている場合もあります。気象庁のサイトにはウィンドプロファイラというデータがあって、上空1km、2km、3kmそれぞれの風向や風力の違いが分かります。つまり、地表と上空では風の状況が全然違っていて、煙突の煙の流れ方から、なんとなくそういったデータを推測することが出来るということです。

(※気圧配置や寒気暖気の配置、それらの動きなどによって、地表と上空では風のながれが全然違ったりするんですね。)

煙突の高さから、だいたい上空何メートルぐらいかを推測しつつ、真上に上がっていた水蒸気が突然東や西に折れていたりするので、そういった「地表と上空の違い」が分かるんですが、こういうのを考えるのって、スゴイ楽しいですよねぇ・・(?)。

続いて分かるのは湿度。これは気温によって大きく左右されるので難しいのですが、基本的には「湯気が濃ければ湿度が高い、湯気が薄く見えれば湿度は低い」ということが分かります。ただし、気温が低いと、すぐに「飽和水蒸気量(空気が抱え込むことが出来る水蒸気の分量の限界)」を超えてしまいますので、湿度が低いように感じている時でも、湯気が濃く見えることと思います。放射冷却でよく冷え込んだ風のない明け方などですね。

ちなみに、白い煙のように見えているものを「水蒸気」と言うのは間違いで、あれは「湯気」または「雲(の赤ちゃん?)」と言うのが正しいように思います。水蒸気というのは目に見えない状態のものを指し、目に見える白いホワホワした状態のものは小さな小さな水滴(湯気)なんですね。

これらは基本的には、高校地学の知識ですから、興味ある人は高校地学の参考書でも探して読んでみて下さい。「地学」のテストでは、しょっちゅう「煙突の煙」ネタが出題されてましたからね。

ちなみに今日の様子から分かることは以下の通り。

・地表近く(200-500mあたり)は、わりと風が弱い状態(弱い北風?)。
・「湯気」は意外と薄い状態。黒い雲が出ているわりに空気が乾いているので、上空で雪だったものが、そのまま地表に下りてくる可能性が高い。

(気象庁のデータを参照したら、神戸の13時の気温は4.5度、
北の風5m/s、湿度51%でした)





そんな煙突を楽しく毎日眺めているせいか、博士論文はなかなか進まないんです・・・。
(結局ただの言い訳か?)

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